冬の河童

2014年03月04日
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まぁまぁ面白い
70点

ぴあフィルムフェスティバル出身、風間志織の恋愛映画。

元ピアニストのイチタロウと調子のいいタケシ、そしてイチタロウに想いを寄せるツグオの三兄弟は取り壊しの決まった家に住んでいた。そこへある日、幼なじみのサケコがやってくる。そこから四人の奇妙な共同生活がはじまり……。

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緊張感があるようなないような、深刻さがあるようなないような、とにかく飄々とした人間関係を描くのが風間志織はとても上手い。
台詞も設定もどこかユーモラスで、それでいてどこか切なく見離せない面白さがある。また、どこで終わってもおかしくない物語は、終わりそうで終わらずに、でも唐突に終わる。

話も設定も時代すらも何もかも違うのに「せかいのおわり」を観た時とほとんど同じ印象を受けた。まったく違う映画でここまで同じ雰囲気を出せるのはある種の才能なのだろう。

かなり昔の映画なので服装とかメイクなどにはかなり古くさい印象を受けたが、内容はとても現代的だと思う。なにより「ああ、これがあってせかいのおわりは生まれたんだなぁ」と思わせられる。

僕は「せかいのおわり」が大好きなのでこの映画もとても気に入った。
ただし、ラストは「せかいのおわり」とは真逆と言っていい。その点で僕は「せかいの~」の方を押す。
(いや、これも面白いんですけどね)
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ひこくろ
Posted by ひこくろ
フリーでライターをしています。
有名人に会えるとワクワクしてしまうミーハーです。
1000本分の映画をぶった斬ってしまったので、これからはおススメの映画が1000本分溜まるまでやろうと思っています。

※おススメな映画があったらお気軽に教えてください。

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