お嬢さん

2020年05月14日
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心が震えました
76点

不思議な世界観で描く韓国のエロティックなサスペンス。

お嬢さん



1939年、日本統治下の朝鮮半島。詐欺集団に育てられた少女ナム・スッキは、ある日、「藤原伯爵」と名乗る詐欺師に計画をもちかけられる。それは、上月という和名を手に入れた朝鮮人の男の姪・秀子を落とし、上月の財産を手に入れるという詐欺話だった。承諾したスッキは女中として上月家へ入る。一方、藤原伯爵は着々と秀子の心を摑みはじめていた。しかし、秀子の素直で心美しい姿を知るうちに、スッキは黙って見逃せなくなっていき……。

成人指定を受けているだけあって、とんでもなくエロい。
でも、そのエロがかすんでしまうほどに、物語が厚い。
簡単に言ってしまえば、コン・ゲームの映画なのだが、謎と伏線の貼り方がとても上手く、観ていてどこで騙されているのかがわからなくなるのだ。

真実が明らかになるたびに、それぞれの人の隠れた一面が見えてくる。
でも、その姿すらも次の真実によって簡単に覆される。
誰が犯人で、何を狙い、誰と組み、どういう最後を企んでいるのか。
どんでん返しの連続で、観客は最後の最後まで裏切られ続けるだろう。

着地点もお見事。
頭の中がパニックになりそうだけど、面白くてエロい映画だった。

※ほか、ちょっと。
・お嬢様役のキム・ミニが美人。でも、スッキ役のキム・テりの可愛さにはかなわない。
・日本語の官能小説を、たどたどしい日本語で読ませたりするのも、エロおかしい。
・この独特な世界観は癖になるなぁ。
・監督は「オールド・ボーイ」などのパク・チャヌク。この人、日本が好きなんだろうな。
・「このミステリーがすごい1位の作品!」と宣伝で謳っていますが、原作は外国作品なので、そこはあんまりポイントじゃないと思う。ちなみに原作は韓国の話ではありません。
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ひこくろ
Posted by ひこくろ
フリーでライターをしています。
有名人に会えるとワクワクしてしまうミーハーです。
1000本分の映画をぶった斬ってしまったので、これからはおススメの映画が1000本分溜まるまでやろうと思っています。

※おススメな映画があったらお気軽に教えてください。

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