裸足の季節

2020年05月14日
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観ておきたい一作
85点
トルコ系フランス人デニズ・ガムゼ・エルギュヴェンの長編初監督作品。

裸足の季節



「男と淫らな関係になってはいけない」という理由で、五人の姉妹はある日、家に閉じ込められてしまう。学校にも行けず、花嫁修業だけをさせられ、保護者である叔母夫婦が決めた結婚相手との結婚が決まっていく日々。そんな状況に長女のソナイは反発するが、彼女の代わりに、今度は妹が結婚を強制させる。そんななか、末娘のラーレは、家を出たいと強く望み続け……。

イスラムの古いしきたりに縛られた五人姉妹が、それぞれのやり方で青春を送る話。
家を抜け出してこっそりサッカー観戦に行ったりするシーンなんかは微笑ましいが、基本的には彼女たちに自由はない。
長女のソナイだけが頑なに自由恋愛を主張するが、それも次女の犠牲の上にしか成り立たない。

流されて見合い結婚する姉や、追い詰められて自殺してしまう姉など、みんなが苦悩する。
その中で、まっすぐに外を目指す末っ子のラーレの姿がただただまぶしい。

どうしようもない世界でも、必死にあらがえば、きっと穴は開く。
そういう希望を最後に見せてくれるのが救いだと思った。
いい映画たった。

※ほか、ちょっと。
・ラーレがひたすらに可愛い。
・こういう現実がいま現在も世界のどこかにあるのだ、と思うと心苦しくなる。
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ひこくろ
Posted by ひこくろ
フリーでライターをしています。
有名人に会えるとワクワクしてしまうミーハーです。
1000本分の映画をぶった斬ってしまったので、これからはおススメの映画が1000本分溜まるまでやろうと思っています。

※おススメな映画があったらお気軽に教えてください。

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