Virginia/ヴァージニア

2020年05月14日
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普通に楽しめた
60点

フランシス・フォード・コッポラが撮った現代のおとぎ話。

ヴァージニア



売れない作家のホール・ボルティモアがある田舎町を訪れた。そこでは最近、殺人事件が起こったばかりで、ホールは事件を担当する保安官に「事件を基に一緒に小説を書こう」と持ち掛けられる。その晩、謎の少女ヴァージニアと出会い、夢の中でエドガー・アラン・ポーに話を聞いたホールは、保安官の誘いに乗り、事件解決のために動き出すのだが……。

この世界観を受けつけるかどうかで好みがはっきりと分かれそうだと思った。
モノクロに部分的にカラーが入る映像。
ナレーションから始まり、過去と現在、現実と空想が入り混じる物語。
ゴシックホラーを彷彿とさせるような演出。
どれもが「おとぎ話」感が強くて、ちょっとティム・バートンを思わせる。
個人的にはあまり好きじゃなかった。

とはいえ、後半の雪崩れ込むような展開や、結末の付け方なんかは面白い。
エドガー・アラン・ポーが出てきたり、奇妙な時計台が鍵を握ったりするのも興味深いし、雰囲気も決して悪くはない。
ただ、想像以上のことが起こらないので、お約束を満喫している感はある。

コッポラがこういうのを撮った、というのは意外だった。
あの人はとことんチャレンジャーなんだなぁ。

※ほか、ちょっと。
・ラストシーンの吸血鬼のエル・ファニングは最高に美しく妖しいです。
・ホールが小説の出だしを何回も書き直すシーンと、ポーが物語の作り方を語るシーンはとても面白かった。
・ラストのオチはどうなんだろう。なんかあんまりだと思ったけど。
・ポスターから想像していた映画とは全然違いました。
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ひこくろ
Posted by ひこくろ
フリーでライターをしています。
有名人に会えるとワクワクしてしまうミーハーです。
1000本分の映画をぶった斬ってしまったので、これからはおススメの映画が1000本分溜まるまでやろうと思っています。

※おススメな映画があったらお気軽に教えてください。

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