14の夜

2020年05月16日
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おススメの一本
74点

「百円の恋」の脚本を書いた足立紳の初監督作品。

14の夜



飲酒運転により自宅謹慎となった父親が家に居座るなか、中学三年生のタカシは居心地の悪い夏休みを送っていた。ある日、同じ柔道部の竹内、サトシ、ミツルとの会話のなかで「人気AV女優のよくしまる今日子が近所のビデオ屋にサイン会に来る」という噂が持ち上がる。しかも、夜の12時を過ぎるとよくしまる今日子がおっぱいを吸わせてくれるというのだ。興奮した四人は、待ち合わせてビデオ屋に向かうことを誓った。しかし、待ち合わせ場所の学校で彼らは不良に絡まれてしまい……。

あー、この感じ、懐かしいって気分になった。
特に40代から50代の男にとって、この映画は原風景に近いんじゃないだろうか(30代でもいるかもしれない)。
携帯もスマホもなく、リアルにだべるだけの日常。
エロいことで頭がいっぱいで、でもモヤモヤが晴れない毎日。
周りにやたらいる、何をやっているのかわからない、器の小さなダメな大人たち。
成長してエロくなった幼なじみ、力関係で絶対的な上位にいる不良たち。

どれもがどこかで見たことのある風景であり、確かに体験した記憶だ。
そしてだからこそリアルだということが、経験的に理解できる。
そうだよ、こうだったんだよ、と声を上げたくなる。

いかにもそこら辺にいる中学生、といったタイプの子をキャスティングしたのも見事。
健太郎と浅川梨奈だけは、ちょっと年齢が上に見えるが、それも「大人の世界に踏み込みかけた」同級生と思えば違和感はない。
まんま中学生の彼らが、中学生の現実を演じる。
劇的でもなく、格好良くもなく、ダメダメな現実は、言いようもないほどにリアルそのものだ。
卑屈で卑怯で小狡くて狡猾で、でも生きているんだ、しょうがないじゃないか、と言いたくなる彼らの姿は、時におかしくて、時に哀しい。
ものすごくストレートにじんじんきた。

最高にかわいくて懐かしくて愛らしい映画だと思う。

※ほか、ちょっと。
・全体的にかなり笑える映画です。
・女の子にこそ、この中学生男子のリアルを見てほしい。
・女子でなく、男子というところがポイント高い。
・内田慈さんがまた魅力的な女性を演じている。この人、好きだわ。
・おっぱいを揉んでいる時の至福の表情は絶品。
・この浅川梨奈のおっぱいは揉みたい。世界一熱い「おっぱいを揉もうとする」シーンになるのも納得。
・ちょっとおっぱいが揉みたくなってきた。
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ひこくろ
Posted by ひこくろ
フリーでライターをしています。
有名人に会えるとワクワクしてしまうミーハーです。
1000本分の映画をぶった斬ってしまったので、これからはおススメの映画が1000本分溜まるまでやろうと思っています。

※おススメな映画があったらお気軽に教えてください。

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