ボヘミアン・ラプソディ

2020年05月22日
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観ておきたい一作
73点

伝説のバンド「クイーン」のボーカリスト、フレディ・マーキュリーの生涯を描いた映画。

ボヘミアン・ラプソディ



1970年代初頭のロンドン、青年ファルーク・バルサラは、移民差別を受けつつも音楽に傾倒していた。ある日、彼はファンだったバンド「スマイル」のメンバーに声をかけた。ちょど、ヴォーカルが抜けたばかりの「スマイル」は、彼をヴォーカルとして採用。やがて、彼は自分のルーツを嫌い「フレディ」と名乗り始める。でたらめなアルバム制作、ラジオ放送などを経てビッグになっていくクイーン。しかし、メジャーになるにつれてメンバー間の軋轢は高まっていき……。

めちゃくちゃなことをやりながら、才能を開花させ、トップスターへとのし上がってく過程にワクワクする。
その後、メンバーと別れ、絶望の淵に立たされ、またバンドをはじめるという展開も、ベタだけどとても熱くていい。
物語の根底には、常に差別に対する意識、バンドとしてのプライド、友情が置かれているので、単純な成功譚になっていないところも魅力的だと思った。

僕は「ああ、この曲もそうだったのか」と思う程度にしかクイーンのことを知らない。
それでも、相当に興奮して楽しめたので、クイーン好きにはたまらないだろうと思う。

個人的には、フレディの抱えている孤独の苦悩が痛いほどリアルに感じられて痺れた。
こういう苦悩は多かれ少なかれ、きっと誰もが抱えているものだと思う。
フレディの場合は、それが極端にすぎるだけのことで、そこに共感する人も多いんじゃないだろうか。

ラスト、またバンドに戻るのも気持ちよかった。
単純にああいう友だちとの関係性はうらやましい。

※ほか、ちょっと。
・フレディの髪型が変わるシーンだけは、もうちょっと踏み込んで描いてもいいんじゃないかって気がした。ファンはわかるのかもしれないけれど、映画だけ観ている人にはわかりづらい。
・ライブシーンがとにかく素晴らしい。まるで本物のクイーンなんじゃないかと思うぐらい興奮する。
・ラストをライブエイドのステージにした構成もお見事。ザ・クライマックスという趣がある。
・実際のクイーンがどうだったのかは知りません。事実との相違とか気にするのは野暮だと思います。
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ひこくろ
Posted by ひこくろ
フリーでライターをしています。
有名人に会えるとワクワクしてしまうミーハーです。
1000本分の映画をぶった斬ってしまったので、これからはおススメの映画が1000本分溜まるまでやろうと思っています。

※おススメな映画があったらお気軽に教えてください。

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