市川崑物語

2014年03月13日
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おススメの一本
87点

映像の詩人、岩井俊二が自らのオリジナルと語る映画監督、市川崑の半生を映画化したドキュメンタリー。

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岩井俊二って人は本当にもうセンスのかたまりなんだろうなぁと思う。独特の映像美、音楽の選び方のよさとその入れ方の絶妙さ、そして間の取り方の上手さ。

ナレーションが一切なく、その代わりに字幕で90分近くを観させるというかなり実験的な映画なのに、それを感じさせないのはやっぱりセンスが生きているからだ。

あと、映画を観る人を無理矢理に参加させてしまう「字幕」というやり方にも脱帽した。だんだんとそこにないはずの「声」が聞こえてくる感覚は、岩井俊二だからこそ作れた世界なんだろうと思う。

市川崑の映画になんの思い入れもなかったとしても、興味深く観られるし、さらに言えば、市川映画が好きなような気分になる。
脚本も抜群。
実験映画というものはやっぱりセンスのある人が作るものです。
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ひこくろ
Posted by ひこくろ
フリーでライターをしています。
有名人に会えるとワクワクしてしまうミーハーです。
1000本分の映画をぶった斬ってしまったので、これからはおススメの映画が1000本分溜まるまでやろうと思っています。

※おススメな映画があったらお気軽に教えてください。

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