バベル

2014年03月14日
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普通に楽しめた
69点

たった一作で菊池凛子の名をスターダムに押し上げた、イニャリトゥ監督の群像劇。

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観光先のモロッコで銃撃されてしまった一組の夫婦。その夫婦を図らずも銃撃してしまったあるモロッコ農家の幼い兄弟。銃撃の銃の元の持ち主であった日本人男性とその娘の女子高生。留守番中に事件に巻き込まれる夫婦の息子と娘。4つの話は交わることなく進んでいき……。

関係する複数の物語が時間軸を変えつつ平行に描かれます。これは、同監督の前作「21g」と同じ。おそらく監督の得意とするつくりなのでしょう。それだけに撮り慣れている感じで、この映画も上手に撮られている印象を受けました。
ただ、21gと比べるとやや長い。これは、お話をつなげる線と言うか物語と言うか関係がちょっと弱いせいです。

内容としては、人の欲やエゴ、差別などを全体的に散りばめながら現実を描いたという感じ。目をそむけたくなるほどではないのですが、どこか観ていて沈むような印象を受けます。面白いんだけど重い。

「21g」がなければすごい傑作だと思ったんですが、この監督にはあれがあるだけにやっぱり。

※「バベル」というタイトルは秀逸です。これしかないと思いました。上手い。
※娘役の子がとても可愛らしいと思っていたら、あのダコタ・ファニングの姉妹らしいです。似てます。
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ひこくろ
Posted by ひこくろ
フリーでライターをしています。
有名人に会えるとワクワクしてしまうミーハーです。
1000本分の映画をぶった斬ってしまったので、これからはおススメの映画が1000本分溜まるまでやろうと思っています。

※おススメな映画があったらお気軽に教えてください。

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