ストレンヂア

2014年03月15日
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傑作と言っていいと思う
90点

長瀬智也が声優に初挑戦した長編オリジナル時代劇アニメ。

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何者かに追われる身の少年・仔太郎はある日、旅の途中で一人の浪人と出会う。その浪人は腕が立つにも関わらず決して刀を抜かない、名前もない男だった……。

最初から最後まで一気に見せるある意味定番のストーリーと展開、黒澤映画を思わせるような人物設定、うまいタイミングで入る音楽、迫力ある戦闘シーン、絶妙なカット割り、いわゆるアニメっぽくない絵などなど、全体的に隙のない作品だなぁと思いました。

こういう単発もののアニメの場合「勢いで作りました!」みたいな荒削りなものが多いのですが(それがまた魅力だったりもしますが)、この映画ではむしろ職人たちがきっちりと作り上げたような印象を受けます。
言うなれば完成度がとても高い。

観ていてストレスを感じる部分がほとんどなく、安心してすっきり楽しめる映画で、僕は楽しめました。
こういうの素直に好きです。

しかし、この「原作ヒット漫画をアニメ化全盛時代」になんでオリジナルで勝負したんでしょう。しかも、なんで時代劇だったんでしょう。いや、その心意気は大好きだし気に入ったんですが、ヒットしたという話も聞きませんし疑問は残ります。

※ほか、あれこれ。
・長瀬さんは上手いというか合っているなぁと思いました。逆に竹中直人さんは特徴がありすぎてやや浮いています。
・最後の決闘の場面は見応えあります。いい。これ、いい。あと途中一撃で重要なキャラが次々と殺されてしまう演出も上手いと思いました。
・原作ものだけでなく、こういうオリジナル映画がもっと生まれてくれた方がアニメ界は本当の意味で元気になると思うんですけどね。
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ひこくろ
Posted by ひこくろ
フリーでライターをしています。
有名人に会えるとワクワクしてしまうミーハーです。
1000本分の映画をぶった斬ってしまったので、これからはおススメの映画が1000本分溜まるまでやろうと思っています。

※おススメな映画があったらお気軽に教えてください。

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