神童

2014年03月17日
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まぁまぁ面白い
42点

さそうあきらの原作漫画を実写で映画化。

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芸大を目指す浪人生の和緒は、ある日、ひとりの少女と出会う。やがて彼は少女が天才的なピアノの才能を持っていることを知り……。

さそうあきらの良さは「とぼけたユーモア」と「劇的な物語」にある。それが映画ではまったくといっていいほど生かされていなかった。

実写版において原作とは設定やストーリーを変えるということはままあることだ。が、それが原作の良さを損なってしまうならばやるべきではないと僕は思う。
特に「原作にはない映画独自の良さ」を出せない場合はなおさらだ。

テンポが悪くだらだらした印象があるのにはまだ目を瞑る。だが、そういう「よさ」を排除した姿勢には疑問しか感じられない。

なぜ、うたを小学生から中学生に変えたのか。
なぜ、教師や天才指揮者を普通の人に変えたのか。
なぜ、野球のシーンを全部省いたのか。

少なくとも僕にはその理由が全然わからない。

だからこそ、この映画に対しては原作を台無しにしてしまった作品だという印象しか抱けない。

唯一よかったのは、何度か現れる成海璃子と松山ケンイチの二人の会話の場面。ここは観ていて心地よかった。自然な温かみがとてもいい。これは役者の演技によるところだろう。

※原作の大ファンなのできついコメントになっています。映画単体としては、普通には観られる作品なのではないでしょうか。わからないけど。
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ひこくろ
Posted by ひこくろ
フリーでライターをしています。
有名人に会えるとワクワクしてしまうミーハーです。
1000本分の映画をぶった斬ってしまったので、これからはおススメの映画が1000本分溜まるまでやろうと思っています。

※おススメな映画があったらお気軽に教えてください。

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