こぼれる月

2014年03月17日
0
0
おススメの一本
80点

神経症をまっすぐに取り上げた映画。

koborerutsuki.jpg


見るものすべてが偽物に見えてしまい部屋に引きこもってしまったパニック障害のチヅル。同棲中の彼女を殺したいという欲求を抑えきれない強迫障害のコウ。同じ精神科医にかかる二人の苦しい日常は続き……。

神経症に苦しむ人の厳しい現実と日常、そして苦悩がただひたすら二時間近く描かれる映画です。
当然ながら、重い。
ひたすら、ずーっと重い。

二時間近い映画なので、かなりパワーがないと観ていられない気がしました。この重さは、元気な時でないとたぶん耐えられない重さです。
(僕はぎりぎり耐えられました)

また、ラストに多少の救いはあるものの、
結局のところ映画が伝えたいとことは、
「神経症は治らない。どうやって付き合っていくかを考えるしかない」というややへこむような現実なので、
観終わった後にすっきりすることもありません。

なので、たぶん観る人を相当選びます。
解決を望む人は観ない方が無難です。
この映画からは現実しか見えてきません。
逆を言えば痛いほどに現実は見えてきます。
これから観る人は覚悟してください。

※あと、いろいろ。
・主演(なのか?)の岡元夕紀子さんはとても可愛らしかったです。
・無音で流れるエンドロールは印象的でした。
・耐えられない人は最初の数分で耐えられなくなると思います、きっと。
スポンサーサイト



ひこくろ
Posted by ひこくろ
フリーでライターをしています。
有名人に会えるとワクワクしてしまうミーハーです。
1000本分の映画をぶった斬ってしまったので、これからはおススメの映画が1000本分溜まるまでやろうと思っています。

※おススメな映画があったらお気軽に教えてください。

Comment 0

There are no comments yet.