パッセンジャー

2014年03月17日
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普通に楽しめた
50点

伊勢谷友介ほか主要メンバーを日本人が務めたフランス映画。

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高校生のヒロコとの関係をヒロコの父親であるヤクザに半ば強引に引き裂かれたコウジ。そんなコウジにある日、そのヤクザの父親から、ある条件を飲めば、二人の関係を認めてやるという連絡が入る。その条件とは、ヒロコの父を裏切り金を盗んでいったタネールという男を殺せというもの。そして、ヒロコを想うコウジはタネールを追い、単身カナダへと旅立つ……。

お国柄なのか設定に関する説明がほとんどありません。父親も本当はヤクザじゃないかもしれないし、コウジとヒロコは好き合ってはいなかったのかもしれません。
すべての過去は不明で、わからないまま観客は想像するしかありません。
この辺、少し戸惑ったのというのが本音です。

同様に「いま」に関しても、くどいほどしつこく描写が入るわりには、説明はやはりほとんどされません。
何でそれが起こったのかはわからないけど、いま確実に起こっていることはわかる。そして「いま」は物語に関わる人すべてにまでわたります。

セックス、暴力、痛み、苛立ちなどが目立つのも、この「いま」がクローズアップされているからにほかなりません。だって、これらの要素はすべて「いま」にこそ輝くものなのです。

「いま」つねに「いま」。
そういう意味でとても刹那的な映画でした。

※特典映像では伊勢谷さんと加瀬さんが金子久美さんをべた褒めしています。それくらい、実際に金子さんはいい感じでした。伊勢谷さんも加瀬さんも上手かったけど。
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ひこくろ
Posted by ひこくろ
フリーでライターをしています。
有名人に会えるとワクワクしてしまうミーハーです。
1000本分の映画をぶった斬ってしまったので、これからはおススメの映画が1000本分溜まるまでやろうと思っています。

※おススメな映画があったらお気軽に教えてください。

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