手を握る泥棒の物語

2014年04月02日
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こりゃいまいち
12点

「ジョゼと虎と魚たち」などで知られる犬童一心が乙一の短編小説を映画化。

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腕時計デザイナーの圭介は希望の時計を作る資金作りのため、ある旅館に泥棒に入る。そこで押入れに穴を開けて財布を奪おうとした圭介だったが、掴んだのは現場から逃げ出してきたアイドル、流花の腕だった……。

ひどすぎる。
正直に腹が立つほどにひどい出来。
借りてここまで失敗したと思ったのは本当久しぶりでした。

これ、完全にドラマです。
しかも、ドラマとしてもかなりひどいです。

脚本が悪い、演出が悪い、ベタベタなBGMが入る、役者の多くが台詞を棒読み、と見所がほとんどなし。

原作はやや変わった作品で、そこには十分な魅力がありました。たとえば、暗闇の中の切羽詰った様子や、腕を離せられない状況、二人の次第に打ち解けていく関係、会話だけで進んでいく物語、結局会うことのない結末、などなど。それらはじつに小説らしいよさでした。
このよさが映画で台無しになっているのもいただけません。

どうして単純なラブストーリーにしたのか。
なんで急に白バックで演出したりするのか。
回想シーンを入れる意味は。
二人を四人にしてどうする。

正直、文句しか出ません。
映画単体としてもダメです。

せっかく忍成君が出ているのに。
非常にがっかりです。
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ひこくろ
Posted by ひこくろ
フリーでライターをしています。
有名人に会えるとワクワクしてしまうミーハーです。
1000本分の映画をぶった斬ってしまったので、これからはおススメの映画が1000本分溜まるまでやろうと思っています。

※おススメな映画があったらお気軽に教えてください。

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