ぼくのバラ色の人生

2014年04月06日
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観ておきたい一作
70点

性同一性障害を扱った家族映画。(テレビでやってたので観ました)

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家族とともに新しく住宅地へと引っ越してきた7歳のリュドヴィックは、女の子になりたいという希望を持っていた。だが、そのことがわかると、周囲の反応は一変。リュドヴィックは学校を辞めさせられてしまうことになる。さらに父親がそれが原因でリストラに遭ったことから、家族の中でもリュドヴィックは居場所を失いはじめ……。

ものすごく残酷な現実世界のお話です。
暗い要素などどこにもなく、むしろ明るいトーンで描かれている映画は、だからこそとことんまで冷たい社会をリアルに写しだします。

ただ、したいようにしているだけなのに、それが世界に受け入れられない時、人はどうすればいいのでしょう。
そして、そのことで他の人を傷つけてしまう時、人はしたいことを諦めなければいけないのでしょうか。

子供が背負うにはあまりに重い問題。でも、実際にこういうことはあり得るのだと思います。
社会や隣人、家族の対応など、きっと現実にはこうに違いないと思わさせられます。
痛いほどにリアル。リアルだから苦しい。

不思議な雰囲気のラストを僕は「結局、空想の中にしか居場所を求められない」というふうに受け止めました。だとしたら、とても悲しいことです。

※ほか、ちょっと。
・主演の男の子がとても女の子っぽい顔をしています。
・「こいつが悪いんだよ」とどうしても責められない作りが秀逸です。
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ひこくろ
Posted by ひこくろ
フリーでライターをしています。
有名人に会えるとワクワクしてしまうミーハーです。
1000本分の映画をぶった斬ってしまったので、これからはおススメの映画が1000本分溜まるまでやろうと思っています。

※おススメな映画があったらお気軽に教えてください。

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