ドグラ・マグラ

2014年06月17日
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おススメの一本
80点

日本三大奇書のひとつを映画化。(DVDが手に入らなかったのでビデオで観ました)

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コンクリートの独房のような場所で目覚めた青年は、自分に関する一切の記憶を失っていた。そんな彼の前に現れたのは法医学者の若林教授。だが、若林教授は「自分で思い出さないと意味がない」と彼のことを何も教えてくれなかった。やがて、青年は自分にも関係しているらしい精神科医の正木教授と出会い、彼の口から様々なことを知らされていく。それは、恐るべき殺人事件にまつわる話だった……。

20年近く前に映画館で観て衝撃を受けた作品をいまさらながらに観直してみました。
感想は、いま観てもやっぱり衝撃的です。

内容も凄ければ、映像もすごい。そして何よりも演技がすごい。
主演の松田洋治さんは、ドラマの「家族ゲーム」や、「風の谷のナウシカ」のアスベルの声、「もののけ姫」のアシタカの声をやっている人なのですが、この人の演技がまずすごい。
幼かったり、不安になったり、自信満々になったり、おかしくなったり、そのすべてがリアル。本当にこの人はおかしいのではと思うほどです。
そして、正木教授役の桂枝雀がまたすごい。
ここまでわけのわからない役を、ここまでわけがわからなく演じることができるのは故・桂枝雀しかいないだろう、と確信できるほどの演技です。

人が狂っていくとはどういうことなのか。
狂っている人とはどういう人なのか。
そういうものをお話ではなく演技として堪能できます。

こういう書き方は反感を買うかもしれませんが、敢えて書きます。
この映画は「気狂い映画」の傑作です。

※ほか、ちょっと。
・少年のような松田洋治さん、大好きです。
・DVDは絶版になっています。残念でなりません。
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ひこくろ
Posted by ひこくろ
フリーでライターをしています。
有名人に会えるとワクワクしてしまうミーハーです。
1000本分の映画をぶった斬ってしまったので、これからはおススメの映画が1000本分溜まるまでやろうと思っています。

※おススメな映画があったらお気軽に教えてください。

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