英国王のスピーチ

2014年06月19日
0
0
普通に楽しめた
55点

ずいぶん前に劇場で観たのですが、書くの忘れてたので書きます。

eikokuounospeech.jpg



名君として知られたイギリスの国王、ジョージ5世が亡くなり、長男のエドワードが即位することとなった。だが、恋愛に生きたいと願うエドワードはある日突然、王座を捨てることを宣言。次の国王に選ばれた弟のヨーク公は唐突な事態に戸惑いを隠せなかった。というのも、彼は重度の吃音症を抱えており、スピーチができなかったのだ。だが、時は戦争に突入するかという時期。どうしても外せないスピーチがヨーク公に迫ってくる。そんな彼のために妻は一人のスピーチ矯正医を見つけ出してきた。そして、彼はその医師とともにスピーチ矯正を始めるのだが……。

あらすじ長くてすみません。
とにかくそれぞれの役者がとても上手いの一言に尽きます。
ヨーク公役のコリン・ファースは吃音はもちろん、それによるオドオドとした態度や、裏腹に現れる傍若無人ぶりなど、複雑な心理描写を丁寧に演じています。
また、医師であるローグ役のジェフリー・ラッシュがこれまた素晴らしい。国王相手に対等でいようとする役柄とも相まってじつにいい渋い演技を見せています。

史実を基にしているとのことですが、単純に友情物語、あるいは成長物語として楽しめるのもいいなぁと思いました。特に、2人きりりになるラストのスピーチシーンはわかっていても感動ものです。

ただ、これがアカデミー賞を総なめにしたっていう点はちょっと疑問でした。
だって、これ、いい映画ですが、すごい地味だし、何か残るかって言われたら、それほど心に残るわけでもない映画なのです。
いや、決して悪い映画ではありません。
でも、ずば抜けていい映画ではないと僕は思います。

単純に楽しめるという点ではいい映画でしたが、僕にとってはそれくらいの映画でした。
いや、繰り返しますが、いい映画なんですよ。
だけどね、ただいい映画だったような気がします。

※ほか、ちょっと。
・奥さん(王妃)役のヘレム・ボナム=カーターも素敵でした。
・吃音を治す=心を開くという感じになっていて、そこら辺の脚本は見事だと思いました。
・ジェフリー・ラッシュにはぜひフロイト役で映画に出てもらいたいです。
スポンサーサイト



ひこくろ
Posted by ひこくろ
フリーでライターをしています。
有名人に会えるとワクワクしてしまうミーハーです。
1000本分の映画をぶった斬ってしまったので、これからはおススメの映画が1000本分溜まるまでやろうと思っています。

※おススメな映画があったらお気軽に教えてください。

Comment 0

There are no comments yet.