2001年宇宙の旅

2014年06月19日
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観ておきたい一作
75点

いまなお語り継がれるスタンリー・キューブリックが撮った伝説のSF映画。

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史上最高の人工知能HALの管理の下、宇宙船ディスカバリー号は木星へと向かっていた。だが、船員たちには目的は知らされず、彼らは漠然とした不安を抱いていた。そんなある日、HALが暴走を始め、船員たちを次々と殺し始める。やっとのことで、HALを停止させた時、生き残っていたのは船長のボーマンただ一人だった。そして、彼はこの旅の真実を知ることになる……。

カラーにもかかわらずまるでモノトーンのように美しい映像、幾何学的でスタイリッシュな宇宙船の造形、何かを予感させずにはいられない壮大な音楽、人類の誕生の鍵ともされるモノリスの謎、そして極限状態でのコンピューターとの死闘。

どこをとっても魅力に溢れていて刺激的。まさにSF映画の金字塔と呼ぶにふさわしい作品だと思います。

アポロの月面着陸よりも前に撮られたという事実にも驚きますし、まだSFXの技術がほとんどなかった時代にここまでの特撮を撮ったということにも衝撃を覚えます。

現在の僕ですらこうなのですから、当時、これをリアルタイムで観た人の衝撃は計り知れなかったことでしょう。

個人的にはこの映画と「スター・ウォーズ」と「マトリックス」の3作品だけが、「SF映画の歴史」を変え得た作品だと思っています。ほかはどんなにすごく見えても既存のSF映画の枠の中で暴れているか、でなければ、SF以外の要素を入れているとしか思えません。(だからと言って面白くないというわけではありませんが)

その中でも先頭を切ったこの作品はやっぱり傑作です。
キューブリックはこれを撮っただけでも、すごい監督でしょう。

※ほか、ちょっと。
・じつはSFの大家アーサー・C・クラークとの共作です。
・美術担当の候補に手塚治虫が上がっていたらしいです。
・関係ありませんが、ディックやハインライン、ギブスンなどの翻訳で知られる浅倉久志さんの名前の由来は「アーサー・C・クラーク」によります。
・一方で「退屈な映画」だと思われるのも納得いきます。テンポは決してよくないです。
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ひこくろ
Posted by ひこくろ
フリーでライターをしています。
有名人に会えるとワクワクしてしまうミーハーです。
1000本分の映画をぶった斬ってしまったので、これからはおススメの映画が1000本分溜まるまでやろうと思っています。

※おススメな映画があったらお気軽に教えてください。

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