イノセンス

2014年08月12日
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がっかりしましたよ
12点

押井守が監督を務めた「攻殻機動隊」シリーズ第二弾。

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体のすべてをほとんど機械化したサイボーグのバトー。彼は、今はいないかつての上司・草薙素子への思いを秘めつつ、公安九課の刑事としてテロの阻止に務めていた。そんなある日、暴走した少女型のロボットが所有者を惨殺する事件が発生する。相棒のトグサと共に捜査に乗り出すバトー。だが、それを阻むかのように彼の脳にハッキングしてくる者が現れ……。

物語という物語はほとんどなく、ひたすらスローテンポで描かれる描写と、まるで警句の洪水かと思うくらいに衒学的な台詞だけで成り立っている、敢えて言うなら、アニメで描いた映像詩です。

はっきり言って、エンターテインメント性はまったくありません。むしろ、作者はそれを放棄することで、描きたいものを描いたのではないでしょうか。

映像美についてやたらと評価された映画ですが、僕はこれを映画としては認めません。
究極のオナニー映画だと思います。

※ほか、ちょっと。
・興行的にはよかったらしいです。押井守さんは「天使のたまご」の復讐を遂げられたのだと思います。
・前作には映像美だけでなくエンターテインメント性もありました。それがこんな風になってしまったことを残念に思います。
・久しぶりに眠くなった映画でした。
・テーマは深いです。でも、それを「わかりやすく」見せようとする意志がないことにいら立ちます。
・逆にこの映画がとことん好きな人もいるんだろうなぁ、とは思いました。
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ひこくろ
Posted by ひこくろ
フリーでライターをしています。
有名人に会えるとワクワクしてしまうミーハーです。
1000本分の映画をぶった斬ってしまったので、これからはおススメの映画が1000本分溜まるまでやろうと思っています。

※おススメな映画があったらお気軽に教えてください。

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