ドラッグストア・カウボーイ

2014年08月12日
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普通に楽しめた
62点

「グッド・ウィル・ハンティング」や「エレファント」などを撮ったガス・ヴァン・サント監督が描くドラッグ映画。

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クスリ漬けのジャンキー、ボブは、彼女のダイアン、親友のリッチと恋人のナディーンとの4人で、ドラッグストアに押し入ってはクスリを奪う生活を送っていた。だが、ある日、ナディーンが中毒死してしまい、警察にばれるのを恐れた彼らは、その死体を密かに山中に埋める。そして、その日ボブはチームの解散を告げ、クスリをやめるために施設に入ることを決意する……。

「エレファント」の時にも思ったのですが、この監督の映画はとても淡々としています。ドラッグでハイになっているシーンでも、その後の死体の処理のシーンでも、何かが劇的に描かれることはありません。ただ静かに物語は進んでいきます。
それがより現実に近い感じがしてうすら怖い。

それと、なにより一番怖かったのは、クスリをやめた後のボブが、クスリをやっていた時と比べて、生気がなく、人間的魅力にも乏しいように描かれている点でした。

クスリをやっているのとやっていないのとどちらがいいのか、わからなくなりとても不安になるのです。
この映画を通して監督はそのことに答えを出しません。でも、その答えを知りたいと強く思いました。

観終わった後に心が不安定になるような、そんな映画です。

※ほか、ちょっと。
・クスリの幻覚のシーンがリアルという評判でしたが、僕はやったことがないので実感は湧きませんでした。これだったら「裸のランチ」や「トレイン・スポッティング」のほうが幻覚としてはリアルな気がするのですが、どうなんでしょうか。
・主演のマット・ディロンは格好いいです。演技も自然体で上手でした。
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ひこくろ
Posted by ひこくろ
フリーでライターをしています。
有名人に会えるとワクワクしてしまうミーハーです。
1000本分の映画をぶった斬ってしまったので、これからはおススメの映画が1000本分溜まるまでやろうと思っています。

※おススメな映画があったらお気軽に教えてください。

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