CUBE

2014年08月12日
0
0
観ておきたい一作
80点

ヴィンチェンゾ・ナタリが撮った不条理SFホラー。

cube.jpg



ある日、唐突に立方体の部屋に閉じ込められていることに気づく男女数名。彼らは、そこからの脱出を図るため、6面に作られたドアを探り始める。だが、どのドアの向こうもやはり同じ立方体の部屋で、しかも、死を招く罠までが用意されていた。次の部屋へとたどり着くたびに一人、また一人と減っていくメンバー。その中で精神薄弱と思われていたカザンが思わぬ才能を発揮し……。

よくぞこんなの撮ったなぁと思うくらい、突飛なアイデアに溢れる実験的な作品です。が、それだけで済ませていないのがこの映画のすごいところでしょう。

まず、幾何学的な映像が美しい。ほとんどお金をかけられない状態で作った映画だとは思えないほどの美術には圧倒されます。

また、何も説明しないところが映画として斬新すぎます。
理由もわからず、最後まで観終わっても結局「CUBE」とは何だったのかさえわからずじまい。それでも飽きさせずに観させるエンターテインメントになっているのはすごいなぁと感心しました。

いまでこそ似たような映画はいくらでもありますが、当時のこの映画の衝撃は計り知れないものでした。
「斬新」という言葉がこれほど似合う映画もそうそうないと思います。

いま観ても新鮮なのもすごいです。
良くも悪くも映画史に残る一作だと思います。

※ほか、ちょっと。
・変わった物好きな人はきっと気に入るはずです。
・極限状態の人間を描いているのも、上手でした。
・アイデアひとつでここまでの映画を撮り上げてしまった監督に心から敬意を表します。
・ちょっとスプラッターな部分もあるので、苦手な人はご注意を。
スポンサーサイト



ひこくろ
Posted by ひこくろ
フリーでライターをしています。
有名人に会えるとワクワクしてしまうミーハーです。
1000本分の映画をぶった斬ってしまったので、これからはおススメの映画が1000本分溜まるまでやろうと思っています。

※おススメな映画があったらお気軽に教えてください。

Comment 0

There are no comments yet.