家族ゲーム

2014年09月01日
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まぁまぁ面白い
65点

松田優作が主演した森田芳光の出世作。(テレビでやってたので観ました)

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中学三年生の沼田茂之は成績がクラスで後ろから九番目という問題児。これまでにもさまざまな家庭教師が来たものの、成績はまったく上がらずにいた。そんなある日、吉本という名の風変わりな家庭教師がやって来て……。

昔、観た時にも衝撃を受けましたが、いま観てもやっぱり衝撃的でした。
ストーリーとしてはなんでもない普通の映画です。が、シーン毎の衝撃がすさまじいのです。

一列になって食事をとる家族の場面。
横に並んでいるところからのいきなりのビンタ。
「夕暮れ」という文字をノートに書き連ねるシーン。
入り乱れてグロテスクに変わる食卓。
そして、なんとも不気味なラストシーン。

映画のあちこちには不穏な空気が満ち溢れています。
そして、それが説明できないゆえの気持ち悪さが強く印象に残ります。

また、その気持ち悪さを松田優作、父親役の伊丹十三、母親役の由紀さおりが上手に演じているのです。

上手く言えませんが、とても気持ち悪い傑作です。

※ほか、ちょっと。
・テレビドラマ版では、長渕剛が吉本を演じました。これはこれで、面白かったです。
・テーマとかそういうものよりも、映画が本来持つ「気味の悪さ」が全開の映画だと思います。これは「そろばんずく」でも感じました。
・森田芳光さんの早すぎる死を心よりお悔やみ申し上げます。
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ひこくろ
Posted by ひこくろ
フリーでライターをしています。
有名人に会えるとワクワクしてしまうミーハーです。
1000本分の映画をぶった斬ってしまったので、これからはおススメの映画が1000本分溜まるまでやろうと思っています。

※おススメな映画があったらお気軽に教えてください。

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