ベルセルク 黄金時代篇II ドルドレイ攻略

2014年09月01日
0
0
がっかりしましたよ
30点

大人気漫画をアニメ映画化した、三部作の第二作目。

berserk2.jpg



「オレはオレの国を手に入れる」と大言を吐く青年グリフィスに惹かれ、ガッツは傭兵団・鷹の団の切り込み隊隊長としてめきめきと力をつけていく。やがてミッドランド王国に欠かせない存在となった鷹の団は、ついに最大の難関であるドルドレイ城の攻略に挑むことになるのだが……。

一作目を観た時に思ったことを、二作目を観て確信しました。
この監督が「ベルセルク」に求めているものと、僕が求めているものはまったく違っています。
映画ではアクションシーンと華やかなシーンが細かに描かれます。
でも、僕はそういうものが見たいわけではないのです。

僕がベルセルクに惹かれるのは、そこに重厚な人間ドラマがあるからです。
キャスカにグリフィスが明かす汚い真実。
グリフィスを恐れ殺害計画を立てるフォス大臣の計略。
去ろうとするガッツに問いかけるジュドーの優しさ。
ベルセルクには至る所に「人間ドラマ」があります。大きなもの、小さなもの、さまざま含めて本当にいろんな物語に溢れています。

でも、この映画にはそれがありません。
監督はできるかぎりそういう「人間ドラマ」を排除しているようで、些細な部分にもそれが見られません。

最初は尺の問題だと思っていました。けれど、やたらに長い舞踏会のシーンなどを見ていると、どうしてもそうは思えないのです。

例えば、ドルドレイを攻略した後、キャスカがガッツに「悪いが肩を貸してくれるか」というシーンだとか、ガッツが立ち去る時に「石ころに躓いただけだよ」と心の中でつぶやくシーンだとか、小さな物語の部分は、入れようと思えば入れられたはずなのです。

でも、監督はそれをしない。
その代わりに監督は、戦場のアクションをこってりと描き、セックスシーンを長々と描写します。
もう好みの問題なんだと思います。
これが好きな人は好きなんでしょう。それもたぶんありです。

ただ、僕はまったく楽しめませんでした。
「ベルセルク」がとても好きなだけに、すごく、すごく残念です。
スポンサーサイト



ひこくろ
Posted by ひこくろ
フリーでライターをしています。
有名人に会えるとワクワクしてしまうミーハーです。
1000本分の映画をぶった斬ってしまったので、これからはおススメの映画が1000本分溜まるまでやろうと思っています。

※おススメな映画があったらお気軽に教えてください。

Comment 0

There are no comments yet.