アンチクライスト

2014年09月18日
0
0
観ておきたい一作
80点

ラース・フォン・トリアーが描く苦悩の世界。

antichrist.jpg



セックスをしている最中に子どもを亡くしてしまった妻は、その苦悩を抱えきれずに苦しんでいた。そこで、夫は妻と子供との思い出の山小屋に籠り、彼女の精神を徐々に回復に向かわせようとするのだが……。

ウィレム・デフォーとシャルロット・ゲンズブールのほぼ二人芝居なのですが、とにかく空気の重さが半端ではありません。
突然叫び、暴れ、狂気に苦しみぬく妻と、それに医者のように冷静に対応する夫。2人が一緒にいるだけで、危険極まりないというのは観ていてわかります。
でも、観客はどうすることもできない。ただ、2人の結末を観ていることしかできないのです。

ものすごく激しいセックス描写と暴力シーンがありますので、こういうのが苦手な人もいるかもしれません。が、人間の苦しみを考えるならば観て損はない映画だと思います。

本当、何から何まで圧巻でした。

※ほか、ちょっと。
・シャルロット・ゲンズブールだと知らないで観ていたので、あとで名前を知ってショックを受けました。だって「なまいきシャルロット」の娘ですよ。
・舞台にもできそうですが、描写は抑えられてしまうだろうなぁと思います。
・全編にラース・フォン・トリアーらしさが満載なので、この監督好きな人は大好きになる作品じゃないでしょうか。
・ものすごく重く絶望的なので、2回は観れないなと思います。
スポンサーサイト



ひこくろ
Posted by ひこくろ
フリーでライターをしています。
有名人に会えるとワクワクしてしまうミーハーです。
1000本分の映画をぶった斬ってしまったので、これからはおススメの映画が1000本分溜まるまでやろうと思っています。

※おススメな映画があったらお気軽に教えてください。

Comment 0

There are no comments yet.