火垂るの墓

2015年07月10日
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傑作と言っていいと思う
90点

高畑勲の描く戦争映画。テレビでやってたので観ました。

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戦争で母と家を失った14歳の清太と4歳の節子は、遠い親戚の家にやっかいになっていた。だが、その家で邪魔者扱いされることに耐えきれなくなった二人は、近くの横穴で二人だけの生活をはじめ……。

小さく弱く貧しい者たちにとって世の中とは残酷なものでしかなく、戦争はそれをはっきりとした現実として私たちに突きつける。
誰も二人の生き方を否定できないし、誰も二人の人生を蔑にできない。
生きていく、そのことだけに生きた二人の姿は、美しく切なく、そして哀しい。
こんな時代がたかだか70年前にあったということを、忘れてはいけないんだと思う。
そんな祈りにも似た気持ちが映画からは伝わってきた。
名作。

※ほか、ちょっと。
・身内には具をたくさん盛り、二人には汁だけを盛る、というような細かい点もしっかり描かれているのに驚いた。
・ラストシーンが物語るメッセージの意味は大きい。
・全然泣かせようとしていないのに、泣かされてしまいます。
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ひこくろ
Posted by ひこくろ
フリーでライターをしています。
有名人に会えるとワクワクしてしまうミーハーです。
1000本分の映画をぶった斬ってしまったので、これからはおススメの映画が1000本分溜まるまでやろうと思っています。

※おススメな映画があったらお気軽に教えてください。

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