軽蔑

2015年10月14日
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まぁまぁ面白い
50点

中上健次の原作を廣木隆一が映画化。

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歌舞伎町のダンサー真知子に惚れていたカズは、借金を帳消しにしようと強盗事件を起こし、彼女を連れて地元へと逃げ帰る。じつはカズは地元では有名な資産家の一人息子。親からマンションをもらい、カズは真知子との生活をはじめる。だが、両親や周囲の人たちは真知子との関係を認めず、カズはまたギャンブルにのめり込んでいき……。

愛の物語だとかなんだとか言われていますが違います。
これははっきりとダメ男の物語です。
新宿での暮らしに行き詰まりつつも、彼女に見栄を張るダメさ。
生活していけると豪語しつつも、結局は親の世話になるダメさ。
新宿と地元でしか生きていけないダメさ。
そのほか、ありとあらゆるダメさが主人公のカズには満ち満ちています。
そして、そのダメさが可愛くないところにこの映画の魅力はあります。

言ってみれば逆ピカレスク・ロマンという感じでしょうか。
ダメさがすごい光っている映画でした。

※ほか、ちょっと。
・高良健吾は上手い。役によってイメージががらりと変わるのが本当すごい。
・体当たりの演技を見せていた鈴木杏ですが、残念なことに可愛くない。
・中上健次ってなんで文学の世界ではやたらもてはやされるんでしょうか。いや、すごい作家だとは思うんですけど、持ち上げ方がちょっと異常かと。
・大森南朋さんは悪役もよく似合います。
・緑魔子の存在感に拍手。
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ひこくろ
Posted by ひこくろ
フリーでライターをしています。
有名人に会えるとワクワクしてしまうミーハーです。
1000本分の映画をぶった斬ってしまったので、これからはおススメの映画が1000本分溜まるまでやろうと思っています。

※おススメな映画があったらお気軽に教えてください。

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