告白

2015年12月23日
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おススメの一本
75点

中島哲也が湊かなえの原作を映画化。

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中学校の理科教師だった森口悠子は、まだ小さな娘を学校に連れて来ていた。だが、ちょっと目を離したすきに娘は姿を消し、学校のプールに浮かぶ姿で発見されてしまう。やがて、娘の死に担任をしているクラスの生徒が関わっていると知った彼女は、復讐のために生徒を追いつめる計画を進めていく……。

事件の真相が明らかになるにつれて、その背後にある小さな悪意の数々も浮き彫りになっていく。それはどれも本当に小さな悪意で、だからこそ悪質であり、事件の残酷さが際立つ、という作りが素晴らしい。
また、主人公は、生徒を徐々に追い詰め、最終的には復讐を果たすのだが、その過程も同じく悪意に満ちていて、心地悪いことこの上ない。
事件も、復讐も、その裏にある現実も、何もかもが後味が悪い。監督は敢えてそれを狙っていて、その結果は十分すぎる以上に映画に刻まれていると思う。
「とにかく後味が悪い」。この映画はこの一言で言い尽くせるのではないだろうか。

主演の松たか子をはじめ、生徒たちも芸達者の子が多かったのもよかった。
観ていて安心感があるのは大事だと思う。
どの子もよかったが、特に橋本愛演じる闇を抱えた少女は印象的だった。
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ひこくろ
Posted by ひこくろ
フリーでライターをしています。
有名人に会えるとワクワクしてしまうミーハーです。
1000本分の映画をぶった斬ってしまったので、これからはおススメの映画が1000本分溜まるまでやろうと思っています。

※おススメな映画があったらお気軽に教えてください。

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