4ヶ月、3週と2日

2015年12月25日
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普通に楽しめた
68点

カンヌでパルム・ドールを受賞したクリスチャン・ムンギウ監督のルーマニア映画。

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1987年、独裁政権下のルーマニア。学生のオティリアは、同じ寮のルームメイト、ガビツァの代わりに、ある男に会っていた。男はじつは闇医者で、ガビツァは彼に中絶を依頼していたのだ。だが、ガビツァの小さな嘘から話は揉めてしまい……。

自分は何もしていないのに巻き込まれる形で、事態がどんどん悪くなるってことは、日常生活にもあることだよなぁと思った。
この映画では、とにかく状況が悪いほうに、悪いほうに傾く。そして、そのツケがなぜか、無関係なはずのオリティアにばかり降ってかかる。
ブチ切れてもいいような状況に、でも、オリティアはそれを黙って受け入れ、どうにかしようと奮闘する。
理不尽にけなげ。気の毒にたくましい。なのに、彼女はまったく報われない。
いい意味で、嫌な気分に満ちた映画だった。

※ほか、ちょっと。
・いかにもカンヌが好きそうな映画ではある。
・何も解決しないラストもこの映画には合っていると思う。
・独裁政権下っていう設定は必要だったんだろうか。謎。
・男がIDを忘れていったというのは何かの伏線だったのだろうか。よくわからなかった。
・「なんなんだよ、こいつ」って思わされるような、とてもタチの悪い女が出てきます。僕が観てきた映画史上トップ゜10に入るぐらいタチの悪い女です。
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ひこくろ
Posted by ひこくろ
フリーでライターをしています。
有名人に会えるとワクワクしてしまうミーハーです。
1000本分の映画をぶった斬ってしまったので、これからはおススメの映画が1000本分溜まるまでやろうと思っています。

※おススメな映画があったらお気軽に教えてください。

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