シークレット・チルドレン

2019年10月27日
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観ておきたい一作
73点

「君の名前で僕を呼んで」で注目を集めたティモシー・シャラメ主演のミステリー。

シークレット・チルドレン



壁に囲まれた土地で両親とともに人を避けて暮らしてた兄妹、ザックとエヴァは、テレポーテーションの能力を持っていた。だが、父親はその能力を怖れ、忌み嫌い、二人に使うなと厳しく告げる。父は、母親が突然倒れて痙攣し呼吸できなくなるという発作を抱えているのもその能力に関係していると考えていたからだ。そんなある夜、エヴァは言いつけを守らずいつものように能力で外出する。家では母が倒れ、そのまま息を引き取った。父はそれを看取り、ザックを家に閉じ込め、エヴァを川へと流してしまうのだった……。

こういうファンタジーもホラーもミステリーも思春期(時には家族関係)も入っている映画って、北欧に多いと思っていたんだけど、これは意外にもアメリカの映画だった。
でも、とても北欧的。描き方も上手いし、見せ方もいい。そしてあまり語らないのがいい。
主人公の二人が、それぞれ違う道を歩まされるのも、この手の映画にしては珍しくて新鮮だった。

何も解決しないまま、物語が終わるのもこの映画には合っていると思う。
理屈とかはいらない。説明も必要ない。ただ感じて楽しめる、面白い作品だ。

ほか、ちょっと。
・こういうのをこれからは「北欧っぽい」というジャンルでくくろうと思う。
・テレポーテーションの描写がまたさりげなくて上手い。
・下手にメッセージ性とか入れてないから、余計にいいんだと思う。
・タイトルはいまいち。原題の「one & two」か「一人と二人」でよかったのに。
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ひこくろ
Posted by ひこくろ
フリーでライターをしています。
有名人に会えるとワクワクしてしまうミーハーです。
1000本分の映画をぶった斬ってしまったので、これからはおススメの映画が1000本分溜まるまでやろうと思っています。

※おススメな映画があったらお気軽に教えてください。

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