ボーイズ・オン・ザ・ラン

2019年10月31日
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まぁまぁ面白い
67点

花沢健吾の漫画を三浦大輔が実写映画化。

ボーイズ・オン・ザ・ラン



中小ガチャガチャメーカーの営業マン、田西は二十九歳にして彼女もいない悶々とした毎日を送っていた。そんなある日、会社の飲み会で企画部のちはると意気投合した田西は、大手ライバル会社の青山の応援もあり、彼女との距離をぐっと近づける。彼女が処女だと知り、大切に扱おうと決意する田西。だが、ちょっとした誤解から彼女に嫌われてしまい……。

漫画は読んでないのでわからないけれど、内容としては「宮本から君へ」とほとんど同じだと感じた。
ただ、あちらが清々しいのに対して、こちらはそれぞれの人物のズルさが目立ち、かなり鼻に付く。
観ていて爽快感を感じられないのは、この手の映画としては失敗だと思う。

とはいえ、面白くないわけでは全然ない。
小林薫、リリー・フランキー、松田龍平、渋川清彦、YOUらが好演していて、清々しくはないものの、見応えはある。
特に後半の会社を挙げて、田西の殴り込みに協力していくところは面白かった。

三浦大輔は、劇団の主催者だけあって、映画と演劇との違いや、映画としての見せ方にものすごくこだわる監督だが、まだこの頃にはそういった様子も感じられない。性の描き方に多少、独特さはあるが「何者」や「愛の渦」のようなすごみはない。
全体してもったいないなぁという印象の残る作品だった。

ほか、ちょっと。
・題材と監督の嗜好が合ってなかったんじゃないかなって気がする。
・松田龍平の悪役ぶりは光ってていい。
・ま、でも、現実を考えたら、「宮本から君へ」よりこっちのほうがリアルなのかもしれない。
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ひこくろ
Posted by ひこくろ
フリーでライターをしています。
有名人に会えるとワクワクしてしまうミーハーです。
1000本分の映画をぶった斬ってしまったので、これからはおススメの映画が1000本分溜まるまでやろうと思っています。

※おススメな映画があったらお気軽に教えてください。

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